こだわりからの脱却

自分はかなり長い間、自分の決めたルールに従ってきた。逆に言うと

そのルールを逸脱すると悪い事が起きると自分に言い聞かせていた部分もある。

だがこれはもうダメだ。やめようと思う。自分で自分の首を絞めているようなものだ。

そんなに長い人生ではない。もう好きなことをすれば良い。我慢などせず、自分のやりたいことをやろう。そのほうが逆にいいこともある気がする。

あと数年が全てだ。ここでの頑張りが一番人生で大事なところだと思う。

もう少しだが頑張りたい。65で社長は辞める予定である。

危機

HPからの問い合わせが激減した。ほぼなくなった。突然、業務用エアコンクリーニングの順位も圏外に落ち、問い合わせがない。

不安が身体中を突き抜ける。新しく何かを始めないと無理だと思う。

業務用エアコンクリーニングは大事な作業だが、サブスクではない。この仕事をしないことは、私の最終的な目標の一つだ。だから、そのこと自体は弊社にとって良い方向に進んでいる気もする。

大事なのは、これからはフロン点検、フィルター清掃、プラニソールM、高圧洗浄、マンション清掃、日常清掃などである。これを頑張りたい。そのためにどうすればよいか、毎日考えたい。

別に業績が悪化しているわけではない。逆に6月など、過去最高益を出した。しかしそういう時に、最も警戒して次に進む方針を決定し、資金を投入して突き進むべきだと思う。

自分自身は、実は修理に興味がある。ものすごくある。だからそういうことを個人的にはやりたいと思っている。楼付の講習にも行こうと思う。まだまだ62歳、夢と希望を持って頑張りたい。

会社は晶也に譲り、自分は個人事業主となって一から頑張るというのも良い気がする。ゆっくり自分自身の仕事をするというのでいいのではないかな。

 

レンタルルーム

不動産ビジネスの一つ、レンタルルームを知った。これはなかなか良いかもしれない。

良い物件なら購入しても良いが、賃貸でそれをレンタルルームにするとほとんどリスクがない事を知った。これは良い。100万円くらいで1つ、試しにやってみようかなとも思う。ちょうど私の住んでいる溝口にはレンタルスペースがない。いいかもしれない。

ゴルフ肘との戦い

今年に入ってから、ほぼ毎週1回の割合でゴルフに行っていた。60歳を超え、やはり趣味を持たなければと思い、再開した。

最初のコースで100切りできたので、気分良くなり一生懸命練習してコースにも行ったが、その後のスコアはダメダメであった。

まあそんなもんだろうな。

練習しすぎて、また右肘が痛くなってきた。スイングはだいぶ安定してきて、自分の理想に近くなってきて入る。このまましばらく休んで無理せず、ゴルフをやっていきたい。

父の死

11月14日、92歳の父が亡くなった。午後6時10分。メディクスクリニック溝口というところだった。

親父、ありがとう。心から感謝した。最後までありがとう。

高血圧との戦い

このところ、コロナ騒動で我慢していた外食が復活した。結果

久しぶりに測った血圧が非常に高いものとなっていた。

また減塩を心がけ、血圧に注意しながら生きていかなかればならなくなった。

昨日より、塩分摂取ほぼ0の生活をしている。そう簡単に高血圧に勝てるとは思えないが、これを自分の目標にしたい。

なんと言っても健康第一である。健康であることの幸せには、何も勝てない。

お金はいくらあっても健康でなければ何にもならない。当たり前のことである。

変化

還暦を迎えて、物事への考え方が変わってきた。

まず、清掃事業の依託で手数料のような物をもらうことに飽きてきた。基本的に15%のマージンのような物をもらっていた。弊社の支払いは、作業終了とともに振り込み、お客様の支払いがたとえ2ヶ月後でもである。

即日支払い、定額での受注に対して手数料は15%である。みんな本当に感謝してくれている。弊社にとっては、15%と言っても、売り上げが上がるたびに支払い消費税が増えてくる。現在簡易課税で5%なので、基本的に利益は10%となる。ほとんど儲からない。慈善事業に近い。

そう考えているうちに、清掃事業からの直接の作業の撤退を真剣に考えるようになってきた。

今後の事業の柱はやはり、プラニソールMの販売、点検事業、そしてフィルター交換(これは厳密に言うと清掃事業ではあるが、初期投資がものすごくかかるので参入が難しい)、フラワーショーケースの中古販売である。

製造元として変な話だが、フラワーショーケースの新品など必要ないと思う。少しくらい汚くても冷えればいいのだ。それが大事なことなので、中古に新品の室外機をつけてあげれば、お客様は大喜びである。それが一番良い。

プラニソールの販売に関して、アメリカの本社には100を超える他の商品がある。いつかそれらも扱ってみたいと考えている。今、一番の目標は、洗剤会社として、たくさんの商品を輸入し販売したいと言うことだ。

輸入にはダイナミズムがある。売り上げの伸びが恐ろしいレベルで上がっていくことが可能だ。これは人間の力を必要とする清掃事業では不可能なことだ。

要するに、誰でもできる免許のいらない、初期投資の少ない事業というのは、結局、ライバルだらけの世界だということだ。ライバルが多い世界は疲れるし、必ず価格競争が起こる。

全員の謳い文句は「どこよりも綺麗に完璧な作業をします。」という物だ。リピート率ナンバーワン、お客様満足度ナンバーワン、口コミランキングナンバーワン、などである。これでどうやって自分の会社を選んで貰えば良いのだろうか?

ライバルがいない世界は、楽だ。価格競争もないし、自分が値段を決められる。そういう世界をたくさん持っている方が、会社は伸びていくと思う。

ゴルフの復活

2年やめていたゴルフを再開した。先日、2年間練習しない状態で久しぶりにコースに出た。スコアは106だった。

ドライバーイップスがほぼ治り、トップから降りてくるようになった。

2年もやめていれば、何もかも忘れるのかな。ある意味、良い休養であった。

今後は、健康のためにゴルフをしようと決めた。もう自分は上手くはならない。飛距離もさらに落ちてくるだろう。

ただただ健康のためのゴルフ、カートに乗るのではなくなるべく歩いて回るゴルフに専念しようと思った。

そう思うと、ショットに怖さがなくなってきた。ドライバーでOBしたらどうしようとか、パターが入らなかったらどうしようなどそういう気持ちが全くなくなった。

自分はゴルフでは握りをやらない。友人同士のゴルフである。だからもうスコアはどうでも良い。大事なのは、自分の健康だけである。

そう思うとゴルフが面白くなってきた。再開後、2回目のコースのアウトで49が出た。大満足。後半は58だったが。。。笑

私を変えた女房の一言

若い頃、私にも勢いがあった。イケイケどんどん、事業を拡大し売り上げを伸ばす。そのことに喜びを持っていた。

あるとき、とても大きな会社の定期の仕事の依頼がきた。私は小躍りして女房にその事を話した。これが決まるとうちはさらに大きく飛躍するな。頑張るよ!

すると女房は少し悲しそうな顔をして私にこう言った。

「そんなに一生懸命働いてどうするの?私は今のままでも十分幸せだし、忙しすぎるより、旅行に行ったり、休んだりそう言う事で充実した人生が送りたいな。」と。

若かった私はこれを聞いて愕然とした。脳天をハンマーで叩かれたような思いだった。そう言う価値観もあるのか!自分の頭の中にはそんな思いは一切なかった。あまりにも自分と違う意見に一旦は戸惑ったが、あまりにも違ったため心に残り、それから毎日そのことを考えるようになった。

そして私は結論を出した。その大きな仕事は断り、余裕を持って仕事をし、夫婦で旅行に行ったり、余暇を楽しもうと。

あれから、約20年たった今、私は還暦となった。あの時の女房の言葉は一度も忘れたことはない。

「今、振り返ると、あの時お前に言われたことは正しかったと思うよ。事実、俺は幸せだし、何も不満もない。お前には感謝しかないよ。」と当時言われたことを女房に伝え、そして感謝した。

女房は少し不思議そうな顔をして、私にこう言った。

「え〜、私そんなこと言ったっけ?ジャンジャン仕事して稼いでほしいのに〜。」

おしまい。。。。

一休み

私は20歳から還暦を迎えるまで休みなく働いてきた。4月還暦を迎え、丁度コロナの影響もあり一休みしようと思うようになった。

基本5月、6月は一切、私は現場に出ないことにした。歳を取ると体が動かなくなる。自分では大丈夫だと思って、体が言うことを聞かず、ミスが出るのが一番怖いからだ。

私は業務用エアコンクリーニングの現場をやめようと思う。

弊社最大の事業であるプラニソールMの販売、フロン漏洩点検、フィルター交換事業、この3つの事業にはまだ現役として頑張ろうと思っている。どれもミスが致命傷にならない事業ばかりだ。

業務用エアコンクリーニングは怖い。何が怖いかと言って、本当に一切の過失がなくエアコンにエラーが出た時、絶対に許されない現場があると言うことだ。デイサービスなどもそうだ。もう私にはそう言う現場はただただ怖い現場になってきた。厩舎もそうだ。クリニックだって同じ。

思い起こすともう、ずっとミスなどしていないし、基本的にエラーで迷惑をかけたこともない。それなのに、なぜこれほど怖いのだろうか?自分でもよくわからない。

これからは全てのリスクのある仕事は若い人に任せようと思う。老兵はただ、消え去るのみである。