損して得とれ

この世の中で一番大切なものは何と言っても運です。運命という言葉があります。人間の一生は運命、つまり運により決まる命ということです。

よく世間でがめついと言われる人がいます。しかし私は、その人が結局総合的には損をしていることは間違いないと確信しています。だから腹も立たない。他人から「あいつはがめついやつだな」なんて思われていたら運は全然貯まってきませんから。

目先の利益、今日の利益、そういうものよりももっと大事な物がある。人のために生きること、これをすると何と言っても感謝されます。人からの感謝が、いかに自分の運を引き上げるか。若い人はまだわからないかも知れませんが、これが運を貯める一番の方法です。

運が数値が貯まってくると、自分でもびっくりするくらいの良いことが向こうから舞い込んできます。そういう経験を何度かすることで、やっと運の意味が私もわかってきました。50歳を過ぎてからくらいでしょうか。

人のために生きる。自分は縁の下の力持ちになって、皆さんに尽くしたい。よくこういうことをいう人がいるが、実はそういう人に限って、人を踏み台にしてのし上がっていく。

私が言う人のために生きるというのは、結局はそれが自分の為だからだという意味だ。他人のための人生ではないのだ。ただただ自己犠牲の精神では、絶対に続かない。その先に、結局それが全て自分に何倍にもなって帰ってくるという、下心が大事なのだ。人間なのだからそれでいいと思う。

そう考えると、私の言っていることは説得力があると思う。人のために生きることが、人が喜ぶように自分を犠牲にすることが、結局はすべて自分自身のためになる。これは本当の事です。

 

 

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