カーペットクリーニング作業の見直し

業務用エアコンクリーニングという作業がなぜ、こんなにも値段が下がるのか?答えは簡単である。簡単に参入できるからだ。

3万円のケルヒャーの洗浄機を買えば、誰でも参入できる。誰でも買える。だから皆、参入する。ワンルームのハウスクリーニングなどが、異常に安いのにも似ている。

しかし、カーペットクリーニングはまず、初期費用がかかる。確かにポリッシャーでも良いかもしれないが、やはりバルチャーの方が圧倒的に効率が良い。またリンサーも絶対に必要である。新品だとバルチャーは小さいものでも40万円以上、リンサーも同じだ。弊社の所有している大型タイプだとバルチャー80万円、リンサーも100万円を超える。

これらを使用すると、200平米の作業も2〜3時間で終わる。100平米の作業は1時間半くらいだろう。何と言っても一番率の良い仕事だ。

しかし、値崩れが起きない。なぜなら、初期投資が高く、誰でも参入するということができないからだ。皆、3万円は持っていても、なかなか200万円以上を投資して、新規事業をしようとは思わない。

要するに下請けが多い仕事は、簡単に値崩れを起こすという事だ。

業務用エアコンクリーニングを行うには、軽のバンで十分だ。だが、カーペットクリーニングを行うには、やはりハイエースが必要だ。大型の機械を積むためにはスペースが必要だからだ。ハイエースは350万円以上する。だから今後も、簡単に下請け業者が増えるという事はないだろう。

今後はもっともっと、この分野に特化していきたい。

 

 

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