常に世界の変化に対応し、未来に備える。これこそが経営者の仕事だ。逆に言うとこれ以外には仕事はない。
近所のTSUTAYAの店舗が撤退した。10年前誰が想像できただろうか?日本で一番多くの人が持っているカード、それはTSUTAYAカードだったと思う。みんなレンタルを利用し、映画を見ていたはずだ。
時代は変わる。おそらくTSUTAYAは生き残れないだろう。絶好調の時、次のネット時代に何が起こるかを予測し、もっともっと変化に備えるべきであった。
いくら努力しても時代の流れの中で衰退していく業種というのはある。これは仕方がない。そこにしがみついていても意味がない。CD、紙の本などもいずれ、姿を消す日が来るだろう。努力ししがみつくのではなく、変化に対応するべきだ。
業務用エアコンクリーニングに、私は未来を感じない。なぜなら今に、強烈なまでの価格競争が繰り広げられる事は火を見るよりも明らかだからだ。
業務用エアコンクリーニングは3万円の洗浄機を買えば、誰でもできる。(本当はもっといいものを買うほうがいいが、所詮お客様にはわからないだろう)だから、みんな参入してくる。おそらく1台1万円になる日も遠くないだろう。エアコンの仕組み、ガスの種類や構造などを知らなくても誰でもできる。しかも資格もいらない。
私はもう、事業の柱に業務用エアコンクリーニング事業を外す事にした。
現在は
1 プラニソールM販売事業
2 花屋用ショーケース販売取り付け
3 エアコンフィルター交換、点検事業
この三つにした。理由は簡単である。
どれも他社が簡単に参入できない分野だからだ。
エアコン洗浄、取り付け事業はいずれ全て外注に切り替え、手数料商売にするつもりだ。