残りの人生を常に頭の中に入れておく事

私はもうすぐ59歳になる。そしていよいよ来年は60歳だ。もう自分が60歳になった時の事をまず考えておこうと思う。

そうすると、まともに現場で働けるのはせいぜい5年、よくても10年だろう。もちろん、今よりも能力的に落ちる事は間違いない。

私は何歳まで生きるのだろうか?何歳まで働くのだろうか?今まで漠然と自分はいつか死ぬし、いつか仕事をやめると思っていたが、それをもっと具体的に考えるようになった。

死ぬのは少し怖いのであまり考えないとしても、笑、仕事はどんなに長くてもあと10年だろう。まともには考えるとあと5年か。30歳、40歳の頃は、自分はいつまで働くのだろうかと思っていたが、今60歳を前にして自分の残りの仕事人生がいかに短いかという事にようやく気がつくようになった。

そして私は決断した事がある。残りの仕事人生は信じられないくらい短い。ならばその短い時間の中で1秒だって嫌な思いをしたり、心配したりするのは嫌だと思うようになった。要するに老人はだんだんわがままになってくるというやつだ。

その意味も今理解できるようになってきた。悲しい事かもしれない。今まで人に対して遠慮して言えなかった事も、「どうせ短い人生だ」という事でずけずえ言えるようになってきた。逆に良い事かもしれない。

ともかく、今年から私は大きく変わった。それを飛躍の一年と捉えるようにしていきたいと思う。

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